先輩たちの研修体験記

プロジェクトの最前線で責任を自覚

所属:PA(プロセスオートメーション事業部)
職務:分析機器グループ
出身学科:電気工学専攻
ブンヨン・タッサポン

■まず、現場へ
ブンヨン・タッサポンが「シンガポールでのFAT(Factory Acceptance Test/立会い検査)に参加するように」と命じられたのは、PA事業部・分析機器グループ(当時は、制御・分析機器グループ)に配属された直後のことでした。製品のFATはクライアント立ち会いのもと、シンガポールの工場で行われるのが常で、FATが決まるたびにグループのメンバーが現地に赴くのです。2週間後、ブンヨンもシンガポールへ。その後、6月、9月、10月と計4回、シンガポールを訪れることになりました。

■ウズベキスタンに出張
「他の職場ではまず研修があり、それから実務に入りますが、私のグループではまず現場に出て仕事を覚えるのです」とブンヨン。その言葉どおり、続く11月にはウズベキスタンでの大きな仕事が待っていました。温室効果ガス削減のための巨大プロジェクトにおいて、N2O(亜酸化窒素)の計測システムの設計から設置までを担当するチームのメンバーとなったのです。先行して現地に飛んでいた先輩とともに、ブンヨンはフェルガナとナボイという2つの町の硝酸プラントで、設置された計測装置の設定確認や、納品に向けた最後の調整作業を行いました。ウズベキスタンを訪れたのは今年1月までの3カ月で3回。あわせて5週間もの長期の仕事となりました。

■責任を痛感した現場での日々
上司から仕事先の相手に、「この件を担当するエンジニアです」と紹介された時は、自分の責任を強く意識して緊張したといいます。「研修中は“教えてもらっている”という気持ちがどこかにあると思います。でも、担当者と言われた瞬間、もう甘えは許されないと思いました」。現場で分からないことがあったとしても、お客さまには「分かりません」とは言えません。すぐに調べて、きちんと伝える姿勢が求められます。責任ある仕事を任されたからこそ、早い時期から担当業務の醍醐味を味わうことができたと考えており、今となっては「まず現場」という職場の方針は、自分にとってプラスだったと受け止めています。

■将来の目標
シンガポール、ウズベキスタンとまわって仕事しながら感じていたのは、「製品やその周辺知識をもっと身につけたい」ということでした。将来的にはプロジェクトマネージャーとして、責任ある立場で大きなプロジェクトを進めていきたいと考えています。「目標の実現には、もっともっと勉強が必要です。研修を通じて扱う装置を深く理解することも大事ですし、プロジェクトの進め方も勉強したい。輸出や輸入のことなども学ばなければと考えています」そう語る瞳は、自分の未来をしっかりと見すえていました。


シンガポールで出荷前の性能テスト

出張先のウズベキスタンでチームメンバーと

Last edited 2008-12-05
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