ABB、世界最長の海底送電の連結系統を納入

2008-09-19 - 欧州共通の電力市場作りに貢献


(ABBグループ2008年9月12日発表)電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーであるABBはこのほど、オランダとノルウェーを結ぶ世界最長の海底送電連結系統を正式に稼動させました。発注者はオランダの送電系統運用者テンネット(TenneT)とノルウェーの送電系統運用者スタットネット(Statnett)で、両国内の送電網を連系する全長580kmの連結系統を共同で所有します。本プロジェクトにより、欧州共通の電力網を構築し、域内の電力供給の信頼性と効率を向上する構想が大きく前進しました。

ノルネッド(NorNed)は世界最長の海底送電ケーブル接続であり、送電容量も700メガワット(MW)と世界最大です。EU(欧州連合)は域内に国境を超える電力インフラを構築し、停電の防止と電力市場の効率化を進める計画を打ち出しており、オランダとノルウェーの電力網を初めて直接連系するノルネッドもその一環です。

ABBのパワーシステムディビジョンの責任者であるピーター・ロイプは「ノルネッドの完成は、欧州大陸全域に環境負荷の少ない、安定した電力網を創出するという目標実現に向けた快挙です。域内の電力供給の質と信頼性の向上に大きく貢献するでしょう」と述べています。

ABBが高圧直流(HVDC)技術を使って敷設した送電系統により、テンネットとスタットネットは相互に電力を融通できるようになるため、両社の供給能力の信頼性は大きく向上します。また、オランダは日中の需要のピーク時にノルウェーの水力発電所の電力を利用できるようになり、熱源を火力から水力に切り替えることによるCO2排出量の削減効果は年間約170万トンに達する見込みです。

ABBは昨年末には、中国で世界最長(全長2,000km)の送電線に超高圧直流技術(電圧80万ボルト)を提供するプロジェクトを4億4,000万ドルで受注しました。定格容量6,400MWは現存していた送電容量の2倍以上で、送電による電力損失は7パーセント未満に抑えられます。

ABBは世界に先駆けて50年前にHVDC技術を開発して以来、世界のHVDCプロジェクトの半数以上を納入しています。

ABB(www.abb.com)は世界のおよそ100カ国に115,000 人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。ABBジャパンは日本国内では電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しており、約700名の従業員、3つの合弁事業、12都市にわたる販売/サービス・ネットワークを擁しています。ABBジャパンについての詳細は、www.abb.co.jpをご覧ください。

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    パワーシステムディビジョン責任者ピーター・ロイプ、「ノルネッド(NorNed)」の正式開通式にて

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