ABBとエコノミストによる自動化準備指数、ロボットと人工知能の世界的ランキング

2018年4月23日 スイス、チューリッヒ発 –高度な自動化は、人間にとってより良く、より意味のある仕事を意味し得ます。しかし、将来的な仕事のあり方に備えている国でさえ、人々の教育と訓練を再考しなければならないという新しい研究が発表されました。

ABBとエコノミスト・インテリジェンス・ユニットが本日発表した指標・報告書によると、韓国、ドイツ、シンガポールはインテリジェントオートメーションの経済への円滑な統合に向けた準備において世界トップクラスの国という結果が出ています。

報告書「ARI(Automation Readiness Index)」イノベーションの迫り来る波に対して準備ができているのは誰?という質問では、準備の整った国でさえ、より効果的な教育政策や研修プログラムを策定し、キャリアの過程で継続的な学習を重視しなければならないという結果が出ています。

これらの方針とプログラムは、自動化技術と人工知能(AI)の急速な採用が、ロボットとアルゴリズムが自動化できる通常業務をより多く引き継ぐため、必要とされる新しい、より人間指向の仕事に対して人々を準備させなければならないと報告書は推奨しています。

「報告書は、将来の成功パターンを示しています」ABBのCEO、ウルリッヒ・シュピースホーファーは、「今日のイノベーションと雇用変動のペースは非常に速いため、誰もが生涯学習にアクセスできなければなりません」と述べています。「持続的な教育と訓練を提供しつつ、責任ある方法で、技術によって人間の潜在力を増強することは、繁栄と成長を推進する機会となります」と語ります。

この報告書は、25カ国の自動化準備状況を調査し、ランク付けした結果、世界中の多くの国々が、AIやロボット・ベースの自動化がもたらす機会と課題を把握し始めたばかりであることが明らかになりました。「政策立案が自動化におけるイノベーションと歩調を合わせるためには、政府、産業界、教育専門家、その他の利害関係者間のさらなる関与が必要となります」。




同報告書は、政策立案者の準備ができているかどうかにかかわらず、企業がAIと先進ロボット工学を急速に事業に統合していることを強調しています。この導入が今後加速化するにつれ、経済や労働力への影響がより明確になり、教育訓練へのより協調的な取組みの必要性、緊急性が高まるでしょう。

韓国、ドイツ、シンガポールに加え、この変化の波を受け入れるのに最も適した国は、ARIの他のメンバーであり、上位10位をランク付けし、この中には日本、カナダ、エストニア、フランス、英国、米国、オーストラリアが入っています。

この報告書の分析は、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが作成した新しくかつ独自のインデックスと、世界中の主題専門家との一連の詳細なインタビューに基づいています。ランキングは、自動化、教育、経済学の専門家と協議して選択した52の定性的・定量的指標に基づいて決定しています。

ABBは、協働ロボットYuMi®とABB Ability™の業界横断的なデジタルソリューション・ポートフォリオを通じて、人々がロボットとともに働き、事業の重要な部分を担う未来の工場をつくる製造業のお客さまを支援しています。

人間とロボットの共同作業のこの新しいパラダイムは、人間の技能と才能を必要とする、より価値の高い仕事に時間とエネルギーを集中させ、同時に、ロボットにきわめて反復的な、または物理的に負荷のかかる、または危険でさえある仕事を担わせ、これらの仕事から人々を解放する可能性を有します。ここで言う人間の仕事には、ロボットが実行するためのプロセスおよび動作を設計すること、ならびに機械によって実行される自動化された仕事を監視および監督することが含まれることでしょう。

理想的には、インテリジェントオートメーションを中心に構築された製造経済への移行が成功すると、人材に、より高いレベルの生産性を達成する機会を提供し、最終的には、より報酬の高い仕事を実現する機会を提供することとなります。

しかし、より良い未来を達成するためには、ほとんどの国が職業訓練プログラムを強化しなければならないと報告書は指摘しています。科学、技術、工学、数学(STEM)のカリキュラムは依然として重要であると報告しています。しかし、自動化とAIは、基礎教育プログラムと新しいタイプの教員研修の必要性をさらに高めます。

ABBとエコノミスト・インテリジェンス・ユニットは、ARI調査を毎年実施し、毎年ランキングを改定する予定です。これにより、当インデックスは、各政府が、高度に自動化され、集中的にデジタル化された世界経済への参加を支援する政策を継続的に特定し、追求することを支援するツールとして、その目的を果たすことができます。

ABBとしては、「デジタル職場」環境を創造し、社員がデジタル・ツールや自動化ツールを使うよう訓練することから、将来に向けた準備を進めていきます。また、ABBは、コーポレート・リサーチ・センターにおけるイノベーション支援や、ATV(ABB Technology Ventures)ベンチャー・キャピタル・ユニットを通じたスタートアップ企業との連携によるイノベーション支援も行っています。


グローバルな政策立案・教育分野において、ABBは引き続き貿易機関、多国間機関、学術機関との協力にも尽力しています。また、高水準の生産性を実現し、有意義な雇用機会を創出することで、インテリジェントオートメーションが社会にとって有益となるよう、要望に応じて政策立案者に説明を行う用意もあります。

ABB(ABBN:SIX Swiss Ex)は、ABB(ABBN:SIX Swiss EX)は、電力、一般産業、交通/社会基盤においてエレクトリフィケーション・プロダクト、ロボティクス&モーション、インダストリアル・オートメーションおよびパワー グリッドの各分野で、世界中のお客さまに製品・サービスを提供している先駆的技術のリーダーです。それは、あらゆる種類の発電所からの電気を消費家に届け、天然資源から完成品に至るあらゆる産業を自動化するということ。Formula Eのタイトルパートナーとして、ABBはeモビリティの限界を押し広げ、持続可能な未来に貢献します。ABB は世界100か国以上に約135,000人の従業員を擁しています。www.abb.com




お問い合わせ先:

ABB株式会社
広報・渉外
電話: 03-4523-6150
Email: jpabb.communications@jp.abb.com

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